5月初旬、真鶴半島を一周しました。目的もなく、とりあえず半島なのんでその先端まで行ってみよう!そんな感覚で駅からてくてく。駅前の商店街を抜け、漁港に向かって細い道を降り、そして港を通過して林を抜ける坂を上がっていきます。観光客とすれ違うと軽く挨拶を交わしたりとハイキング気分です。半島の先端は、大きな石が200m程転がっている三ツ石海岸。足下を気をつけないと、かなり歩きづらいです。気に入ったスポットは、半島内の中川一政美術館。http://www.odakyu.jp/hakone/zukan/flash/info/map24.html
真鶴にアトリエを構え、漁港周辺の風景などをよく描いていた画家の作品を集めた美術館です。鮮やかな色彩と、力強いタッチで、歩き疲れた身体に元気をもらえました。
岬から駅まで半島の尾根沿いを行く道路を歩いていると、小さな商店の店先に、地元産の柑橘類がいろいろ並んでいました。散策の途中でも見かけましたが、半島では傾斜を利用して柑橘類を栽培しているようです。「地元でとれたレモンが4個で100円」しかも「無農薬」。表皮に少し傷があったり、形が不格好だったり。でも、東京ではこの値段では一個も買えません。買ったレモンを、家で切ってみるとサーッと爽やかな香りが部屋に広がって、気分もなんだかすっきり。酸っぱいけど酸っぱすぎない。ほのかに甘みがあり、そのまま食べてもしかめっ面しなくてもいいくらいの酸っぱさ。とんがってなくて、優しさがあるとでもいいますか。このレモンを使って、サツマイモのレモン煮をつくってみました。ゆでたサツマイモをシュガーシロップ状のつけ汁にレモンスライスをお好みで加えて浸けておくだけ。シロップを作る際に白ワインを入れると、味に深みが出ておいしかったです。他のお料理に使っても、優しい酸味が活かせそう。
これでしばらくは、真鶴の記憶はレモンの香りと繋がりそうです。
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